1人目の授乳期、私は2回乳腺炎になりました。
母乳が出すぎてバスタオル出動!天然乳頭風呂完成。
母乳が出ることは本当、ありがたいことです。寝ぼけながらでも、ぽいっとおっぱいを出して飲ませれば調乳や温度確認も必要ないので、気楽だし。好きなだけ飲んでいっていいよ~!と調子のいい私のおっぱい。今日はそんな出すぎるおっぱいが故のありがたくも少し困った話。
安心して夜を超すためにはバスタオルが必要。
赤ちゃんゆうを抱っこして、右乳をあげているとゆうのお腹あたりが濡れてくる。左乳にすると、さらにその範囲が広がっていく。ん?と思ってゆうの顔から眼を離し、自分のおっぱいを見ると…あげていないほうからピュー!ぽたぽた。ピュー!と行き先を失った母乳が飛んでいる。
これや。
こんなもの、いらないぜ!(ぷいっ!)いいから、早く直接飲ませておくれ‼
こんなもの、いらないぜ!(ぷいっ!)いいから、早く直接飲ませておくれ‼
と言わんばかりに拒否するのだ。(そのため夜間授乳をのすけに替わってもらえずしんどかったが。)
哺乳瓶でキャッチしても意味ないから、もういいや。捨てる予定のタオルに吸い込ませて捨てていた。寝ている時も少し時間が空けば母乳が垂れていたようで、朝気付けばパジャマはビチャビチャで不快。とそして何とも言えない母乳のにおいに包まれる。 母乳パッドも「限界です…。」と音をあげる。もう、こうなったら君しかいない!でてこい!「バスタオル‼」
ということで、何度もたたみ、ブラキャミの中に無理やり突っ込み寝ることでMAX母乳製造機の時の私はなんとかパジャマを濡らさずに夜を明かすことができました。
今日も、明日も乳頭風呂。
ゆうの沐浴期間が終わり、一緒に大人のお風呂に入っていた時。
湯船の中に「ふわふわふわ~」とした白い線が。それもゆっくりだがどんどん伸びてくる。出先を辿ると私の乳首。
あぁ、君ね。じゃあこれ、母乳だったのね。ゆっくり浴槽のお湯をかきまわして見なかったことにする。
するとまた「もやもやもや~」と出てくる。仕方がないので、一旦お湯から乳首を出すと、ぽたぽたぽた。と予想以上の速さで出ていく。もういい。出るだけ出なさい。
と謎に自分のおっぱいに心の中で話しかけ、ゆうと楽しくお風呂タイム。すると気付けばなかなかの乳白色に。はい、乳頭風呂の出来上がり。
お風呂から上がると左右両方の乳からぽたぽたと母乳がしたたり落ちる。壊れた蛇口みたいになっている。おっぱい用のストッパーか何か欲しいくらいだ。笑
お風呂あがり、湯冷めしないよう急いでゆうを拭くがそこでもゆうの上にポタポタと落ちる母乳。匂いで「おっぱいだ!」と分かっているゆうは必死で口を開けて探す。
一度きれいにゆうを拭いたバスタオルを私の身体にかけ、自分を拭くのもそこそこに新しいバスタオルでゆうを包み、その時出てくるスピードの速いほうの乳首を噛ませる。脱衣所からリビングへの距離もそんなにないのだが、気持ち的にはとても焦る。
おかげで「移動式授乳」という飲ませながら移動する技術も身に着けた。
たくさん母乳がでるのはありがたい。でも、ほどほどにするか止める技術がほしい。
次の2人目授乳期、どうなるかが楽しみだ!
1回目:ゆう2カ月
私の乳は調子がいい。出せよ飛ばせよと言わんばかりに溢れ出る。
詳しくはこちらの記事で。
ありがたいなー、と思っていたのだが、ある日の朝、起きてみると胸に違和感が。
おっぱいが…固い。痛い。熱い。
なんやこれ…これが乳腺炎か。そういえば昨日はゆうが起きなくて一晩爆睡してたっけ。(私が限界を迎えて夜中に起きられなかっただけか?)最後に飲ませてからかなり時間が経っている。なんとかおっぱい早く飲まさなければ。
タイミング起きてきたやや寝ぼけているゆうに
ナイスタイミングー!はい!飲んで飲んで!いっぱい飲んで!
しかしパンパンに張ったおっぱいは飲みにくい様子。ゆうは何度も乳首を噛もうとトライしてくれるがいつもと違う咥えにくさがあるようで、上手く飲んでくれない。これはダメだ!と洗面所に行き排水溝めがけて乳首をひっぱってみる。なんともシュールな絵だが、これしか方法がなかった。育児って、本当、もう、毎日必死。
するとだんだん収まってきた。その翌日が産後の検診だったのでちょうどタイミングが良く「飲み残し」によるものだろうというものだった。助産師さんには起こして飲ますのもしんどくて、飲ませる量が足りているなら
夜、子どもが起きなくて寝てるならお母さんの胸が張りすぎないくらいに搾乳すればいいよと教えてもらった。気を付けてね~.
痛かったし、焦ったわぁ。おっぱいでればいいってもんじゃないのね。もうこんなことにならないように…と。
だが、また、忘れた頃にやってきたのだ。それも突然に。
2回目:ゆう9カ月
ママ友宅で、子どものバースデーパーティがあった。みんなで集まりワイワイと楽しく過ごしていた。皆息子よりも月齢が進んでいたが、ゆうの離乳食も進んでいたので同じように食べたり、お菓子も食べたり。そのせいかあまりおっぱいを欲しがらなかったゆう。まぁいいかと気にもしていなかった。食べて、子どもと一緒にできるゲームをしたり、写真を撮ったり、本当に楽しい1日を過ごしてバイバーイ!と解散。
もうすぐ家に着くという時に急な悪寒。ん?なんやこれ、どうしたんかな。吐き気もあるような…。夏だったし何かにあたったのか?いや、でも変なものは食べてないんだけど。
とりあえずゆうの世話をしながら体温を測る。38.6℃。我が目を疑いもう一度測るが結果は変わらず。いやいや、あかんやん。それも急すぎるんやけど!慌ててのすけにLINE
急な発熱と吐き気があります。今日は急いで帰ってきてください。
右乳がどうしても出ない。パンパンで上からプスッと針で刺したら爆発するんじゃなかろうかというレベル。
とりあえず左乳のみでお風呂上がりの授乳を終わらせ寝かしつけ。ゆうが寝た後はトイレで空吐きし、家にあったダカラを飲みながら、さて、どうしようか。と自分の右乳と向き合う。自分の身体の一部なのにどうすればいいかわからない。ちょっと触るだけでも激痛。私は知っている。この感じ。乳腺炎でしょうね。日中飲ませやすい左ばっかりあげてたし、時間の間隔開いてたし。うん、これはいかんですね。絞りましょう。
このまま寝たらダメだと言う動物的勘が働き溜まっているであろう乳を全力で絞り出すことを決意。
ここからは苦行。
高熱の中、リビングで上半身裸。捨てるタオルを右乳の下に添えて歯を食いしばりながら絞る。絞る。絞る…。痛すぎて叫びたいほどだったけれど、ゆうが隣の部屋で寝ているので耐えるしかない。
しばらく頑張っていると、うにゅっと黄緑色に近い「僕、膿です!」と言わんばかりの汚い色の母乳がでてくる。一度出てきた後は、左手で右乳の固くなっているところを押さえつつ右手で乳首をつまむ方向や場所を変えて絞り出していく。白いタオルがみるみる汚い色の母乳で染まっていく。これ、いつになったら終わるの?絞ったら絞っただけ出てくるけど、そんな溜まっていたの?と驚き。
どこまでやればいいかの終わりはわからなかったが胸の張りも収まりスッキリしてきたので翌日、産婦人科の母乳外来に行こうと。
ただいま~、大丈…夫…?
帰ってきたのすけに何とも言えない場を見られたみんこ。さすが、のすけ。タイミングが悪い。
今、何とか生き返ったから明日病院行ってきます、ゆうよろしく!
私もだいぶ強くなったなぁと実感。(笑)
母乳外来で30分。
朝起きると熱は下がっていた。だが右乳の違和感は残っていたので予定通り母乳外来へ。これでもかというくらい搾り取られました。開通するとそれはそれはきれいな放物線を描いて噴水のように飛んでいく我が母乳。どこかで見たなぁ、あ、牧場の乳牛か。
夜中泣きながらも自分で膿を出していたのが良かったよう。出してなかったらもっとひどくなっていたかもと脅され本気でビビる。痛くて痛くて泣いたのは久しぶりだった。陣痛でさえ泣かなかったのに。
出産の痛みより痛いものはない!あの痛みを経験していたら大抵のことは耐えられる…いや、痛いものは痛かった‼
左右、バランスよく、時間を空けすぎず、授乳の基本で!
そして少しでもあれ?と思ったら母乳外来の受診を!
たかが乳。されど乳。私の経験でした。