2022年4月から始まったスマイルゼミの無学年学習「コアトレ」
(手元のタブレットを見ていると、2022年3月末からリリース!)
息子は年少の12月(満4歳1か月)からスマイルゼミをスタートしていました。
- スマイルゼミ コアトレの良い点・課題点を知りたい
- 幼児がコアトレを活用できるかを知りたい
- コアトレに幼児がどのように取り組んでいるか知りたい
この記事ではこんなお悩みを解決します!
本記事の内容
- スマイルゼミのコアトレを幼児が取り組む目線で評価
- 幼児コース(年少)がコアトレを活用する時の課題について記載
- 年少の息子が9日間コアトレに取り組んだ記録を公開
本記事では幼児がスマイルゼミのコアトレをどれだけ活用できるか紹介しています。
読み終えれば、実際に幼児にコアトレに取り組めるのか、何に気をつければよいのかがわかり、スマイルゼミを検討する材料になります。
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◆2022年4月より幼児コース・小学生コースでは学年を超えて学べる無学年学習[コアトレ]がスタート
幼児がコアトレを活用できるかを知りたい
年少の息子にコアトレをやってもらいましたが、先取り内容以外にも回答しようとすると年少児にはつまづくところがありました。初めての時だけでも一緒に見てあげると、問題にも慣れて進められたので大きな問題ではないかもしれませんが、注意点としてあげておきます。
コアトレ最初の内容
息子が取り組んだ序盤だけですが、年少児が取り組んだ内容を簡単に紹介します。
算数
イラストを使った数の多い・少ない・同じの概念
0~9の書き取り
国語
イラストを見て、はじめのひらがなを書く
〇ちご→「い」 と回答する。
はじめは簡単なひらがな「い・し・つ」などからスタートします。
息子はひらがなのなぞり書きもあまり好きではないようなので、国語はほぼ進んでいません。
現時点の息子の学習進度
息子(満4歳4カ月現在)の学習済み内容・理解度・特性です。コアトレに取り組むまでの学習は12月~3月までの4カ月間ほぼ毎日スマイルゼミに取り組んでいました。
できること
- 1~20まで声に出して数える(それ以上はめちゃくちゃ)
- 数字は読んで理解している(※書けない)
- 紙に書いてある足し算・引き算の問題の答えを言うことはできる
- 10までの足し算・引き算は指を使って答えを言うことができる
好き
- 迷路
- 立体図形の問題が好き(見えないブロックの数)
- イラストを見て数の多い・少ない
やや苦手
- 間違い探し(答えが複数ある場合、途中で諦めがち)
- ひらがなはほとんど読めない・書けない(し・つ・い等簡単な形は読み書き可)
コアトレの良い点
- 何度も繰り返し説明を見ることができる
- 「まなぶ」では、1つの説明を見たすぐ後にその問題が1問出題される
- スモールステップで着実に力をつけていくことができる
- 進捗状況が把握しやすい
幼児にとっての回答上での課題
算数の回答するのに「(あ)(い)(う)(え)」で選択
数の多い少ないの回答をする時は今までイラストに〇をつけていた息子。
コアトレでは上に問題、下の空欄に回答を選ぶようになっています。
そのため、回答の選択肢(あ)(い)(う)(え)のひらがなに少し戸惑った息子。
読むときには「あ」と「お」を間違える時もあります。
そのため、答える時には「あ」と読んで回答しているわけではなく、同じ形と認識して「あ」を選んでいる様子。
何度か回答していくうちに慣れていきました。
問題が理解できて、答えがわかっても、回答するのに少しハードルがあるので、初めだけ一緒に見ていてあげるといいかもしれません。
ひらがなの正誤判定が厳しい
スマイルゼミの教材の中ではひらがなのなぞり書きが好きではない息子。
最低限のノルマには取り組んでいた。(その日のノルマ後自由に選ばせた時にはほぼ選択せず。)
薄い色で下書きのあるひらがなはなぞれるようになってきた。
読める文字で書いていたけれど「間違い」の判定を受けた息子のひらがな。
回答欄には正方形を4分割した薄いラインは入っているので、お手本通りのキレイな文字が書けなければ読めても不正解扱いになる。
「い」が答えの時も、幅が広くなりすぎたり、文字が少し短かったりして不正解が3度続き、息子が「これ、ちょっと難しいなぁ。一緒にやって!」と言い始めた。
私は字が上手くないので、一緒にするにも少し緊張した。
この厳しい判定でも正解できるひらがなが書けるようになるとかなりキレイな文字が書けるようになっていると思う。
判定が厳しいので、早く先に進めようとするのではなく、何度も練習するものとしてゆっくり進めていこうと思う。(息子、少し心折れ気味?)
回答書き込み欄が小さい
まだ大きな文字しか書けない息子。
横長の回答スペースに息子が「8」を書こうとした時にどうしても下の方がはみ出してしまう。
数回書き直してスペースに収まり回答が認識された。
幼児が小さなスペースに書き込むには少し練習が必要。
10問で、80/100点で合格までの集中力
右下に回答の答え合わせがあるので押さないようにする。
間違えて押してしまったら「間違い判定」になってしまいます。
右手を置いている場所に気をつけないと当たりやすい場所なので、10問解き切るまでに触らないように注意するのも少し大変。
(息子も何度か間違えて押してしまい、「わかってたのにー。」と残念がっていました。)
10問中8問正解しないと次には進めないので、「手が当たってしまった不正解」は結構痛いのです。
何度もやっていると自分で「ここは触らない!気を付けて!!」と言って回答できるまで触らないように気を付けていました。
問題ダウンロードの時間が長め
新たに取り組む問題をダウンロードするときのダウンロード時間が長いです。よし、やろう!としてからダウンロードし始めると「…まだ?」と子どもの集中力が切れるぐらいには長いです。
そのため、次にする問題は子どもがやり始める前にダウンロードしておくことをオススメします。
年少男児がコアトレに挑戦した9日間の記録
概要
コアトレの開始に気付いたのが2022年3月24日(木)だったため、4月1日(金)までの9日間でどれだけ進んだかを記録しました。
※この記事は2022年4月2日(土)にUPしています。
学習時間
- 保育園前の10分程度でスマイルゼミ通常コースの今日の課題3つを終わらせていることが多い
- コアトレは寝る前の30分~1時間程度(その日の本人のやる気に合わせる)
平日のスケジュール
起床→朝食→着替え→スマイルゼミ(通常)今日の課題3つ→時間があればYoutube→保育園
保育園→夕食→お風呂→自由遊び時間→スマイルゼミ(コアトレ)→就寝
土日のスケジュール
ほとんど平日とかわりません。
午前中に今日の課題を終わらせることが多いので遊び疲れて帰って来てすぐに寝てしまっても大丈夫。
本人のやる気がある時には「ひらがなやってみる?」と聞くこともありますが「今日はやらないかな~」と言われたらそこで終わります。
平日の保育園の時間にお散歩や公園に行ったり、一緒に料理をすることが多いので土日だからと言って学習時間が大幅に増えることもありません。
こども2人が同時に寝ることが少ない(むしろ起こしあう)ので、時には先に1歳半の娘を寝かしつけに行くこともあります。その間、息子は遊びスペースで1人自由に過ごすこともあります(LEGO・プラレール・Youtube等)
下の娘は1歳半になり活発に動き回るようになったので、ちょっと目を離すと椅子・机にのぼったり、クローゼットの服を全部引っ張り出したり、食洗機のボタンを連打したり、ガスコンロのスイッチを押したりグリルを引っ張りだしたり、パントリーでおやつを探していたり…カオスなんです苦笑。
「これちょっと一緒に見て!」と言われたときに自分が落ち着いて息子を見てあげられないので、何とか娘を早く寝かそうと頑張っています。
9日間の累計学習数
- 累計43回
- 算数42回(内訳:計算40回、数量2回)
- 国語1回(内訳:文字・漢字1回)
平日5日間の学習状況
- 累計21回
- 算数21回(内訳:計算19回、数量2回)
3月28日から4月1日までの平日5日間の進捗状況はこの画像の通りです。
週間学習数が4/3までなのでそのまま載せておきます(土日でもう少し増えるかもしれません。また別記事で随時更新していく予定です。)
やりたい方をやりたいだけマイペースに進ませてみたけれど、国語と算数の差のつき方が大きい。
土日時間の取れる時に、息子のやる気も見ながら少しづつ国語のほうも取り組んでいければと思います。
日にち別取り組み状況
1日目
さんすう・すうがくレベル1・けいさん1の確認テストまでクリア
新しさに惹かれて取り組んだ。得意な算数は解答方法に戸惑ったが、問題を進めることができた。国語は「正確な書き取り」の判定が厳しく、気が進まないようだった。
新しいのでてきた!やりたい!!
コアトレが出てきたことに気付いた息子。
やりたい!と興味津々なので初めてだしなぁと横について見ていた。
好きな算数を選ぶ。
「(あ)(い)(う)(え)」の回答にとまどいながら4講座取り組み、確認テストも2回目で合格。
こっちもやってみる!と国語を開く。
しかし、1つ目の課題に取り組み1問につき自分で2回書いても正解がもらえず「お母さん一緒にやって」と一緒に進むが、3/4問題を解いたところで「もう終わる!」と言うのでおしまいに。
「やっぱりこっちにする!」と算数を開いて、次の章に進むも集中切れにて進まず終了。
2日目
スマイルゼミの今日の課題を進めて、いくつかは自分で選んでいたが「今日はこっち(コアトレ)する?」と聞いても「今日はしない~」と言うので、取り組まず。
3日目
さんすう・すうがくレベル1・けいさん2の確認テストまでクリア
昨日はやらなかったのに、今日はやる気があった。子どものやる気にあわせる。
スマイルゼミの今日のノルマよりも「こっちやる(算数のコアトレ)!」と言ってやり始める。
数字を選ぶ問題だった算数2はクリア
(※ひらがなにあう数字を選ぼうは、まだひらがなを読めない息子のために横で親が読み上げました。「し」は読めたので自分で回答、「ご」が読めず親が読むなどしました。)
算数3の問題にも挑戦。
説明を受けてなぞり書きをしてから自分で数字を書いていく。
これも判定が厳しくキレイに数字が書けないと〇がもらえない。
白紙に「2」と書いて「かきなおし」判定で下に正しい数字が出てきた時の写真です。
ふと自分の事を振り返ってみると、4歳で字なんて書けなかったし、読めなかったし、ペンなんて持ったこともなくて泥団子しか作ってなかった野生児だったなぁ…。自力でこれだけ書けてるだけで本当にすごいと思う。
田の字に線が入っているので、「スタートは左上の真ん中にポンッ!、半分クルッっとまるを書いて、斜め下にひゅん!からの、横にピー。」と関西人らしく「2」の書き方を説明。
次は自分できれいに書けて息子が「できた!!」と大喜び、それを見て、私も「できたねー!!」と嬉しくなった。
その後も続けたが、「8」が上手く書けず進めなくなって疲れて終了。
「こっちしよっか!」とスマイルゼミの今日のノルマをさくっと終わらせて満足気にタブレットを片付ける。
国語のひらがなの書き取りは興味を示していないようだったので、特に声をかけず開かないまま。
大人の感覚では国語と算数とバランス良く進めたいと思ってしまうけれど、今はひらがなをなぞるだけで精一杯の息子に書き取りは負担になりすぎる。息子が「興味を持ったものを持っただけ」サポートしたいと思っているので、本人のやる気とモチベーションを最優先で!
4日目
8の書き取りに苦戦
「いっぱい進むやつ(コアトレ)やる!
本人がやる気になっていたので、「7・8・9」からもう一度取り組む。
「8・9」が課題。文字をなぞる時には書き順もあっているのできれいになぞれるのですが、フリーになると、どうしてもスタートから下回りで書いてしまって迷子に。
本人は「8」を書いているつもりで「6・0」のような数字になってしまっている。
上から~くるん!くるん!!
一緒に書いたりもしたのですが、
書けない。やだ。
悔しくてポロポロ泣きだす息子。
「できなくてもいいけど~」って思っていたのは私の方で、息子はやるからにはできないと悔しかったよう。
悔しかったね~。今日はいっぱいがんばったから終わりにしよっか?またやりたくなったら教えてくれる?
うん…。今日はおしまいにする。
本人がやるって言った時にしかやらせてないし、プレッシャーも与えるつもりなかったんだけどなぁ。私の教え方が悪いのよねぇ…と少し凹んだ。
また気になったら本人から言ってくるよね!と終了。
5日目
さんすう・すうがくステージⅠ・けいさん3確認テストまで終了
8,9が書けるようになったことで一気に進む
前日「8・9」が書けなかったのが、本人的にショックだったと思うので、スマイルゼミのことは話題に出さず。
お風呂上り息子が
今日もやる!書いてみる!
昨日泣いてたし、泣いてまでやらなくていいよ?と内心思いつつ一緒にやってみる。
やっぱり「8」が書けずに止まる息子。
次は息子が好きなカーズで教えてみようと考えてた私。
大きく書いて練習するために普通の紙と鉛筆を用意。
何度か書く時に一緒にかけ声。
スタートポイントについて!(半分よりも上のちょっと右)
GO!!カーブ!カーブ!カーブ!!
できた!
できた!と私が嬉しかった。8が書けた後の9はすぐに書けた。
「カーブ&ヒューン!」と息子も言いながら自分で書いていた。
(この9ははじめに書いたものなので、今は正しく書けるようになっています。)
「8」が書けるようになったことで「7・8・9」をクリア。
「0というかず」は1問で3つのモノの数を書いて〇つけと少し難易度が上がったけれど、クリア。
(1~6の数字を書いたのは少し前だったので心配だったけれど問題なく書けていた。)
「かくにんテスト」にも1人で取り組み満点でクリア!
コアトレのステップが次に進んでいくのが楽しいらしく、
新しいの出てきた!進んだ!と大喜び。
問題をダウンロードして終了。
6日目
コアトレには取り組まず。
7日目
「いくつといくつ」のルートから前進
「なんばんめ」に苦戦
けいさん6の「なんばんめ」
「(前から)〇こめ」と「(前から)〇こ」で混乱する息子。
2回ほど「まなぶ(音声で説明してくれる)」を聞かせ、説明して「わかった!」と言いつついつもとは進むペースが異なっており、理解しているのか怪しそう。
(あ)(い)の2択になっているため、適当に押して進んでも嫌なので一旦中断。
先は2つに分かれていたので「いくつといくつ」に進むことに。
一方通行ならここで「もうやめた」とやる気が無くなってしまうところで、もう1つのルートがあったので息子のやる気もなくならずによかった。
けいさん4「いくつといくつ」の考え方を学び、途中までやって終了。
反応を見ていると「できた!わかった!」と思っている様子が伝わった。
8日目
「なんばんめ」をもう一度開くが、途中でやめるを押して終わらせた。
9日目
さんすう・すうがくステージⅠ・けいさん4・5確認テストまで終了
保育園で新型コロナの濃厚接触者になったため、自宅保育になった。
1歳半の娘と一緒のため、横について見てあげることもできなかったが、「いくつといくつ」の考え方を覚えていた息子。
続きやりたくなった!
けいさん4の続きから5の確認テストまで自力で終了させた。
ながさの問題を数問解いて終了。
4月1日と言うこともあり普通の幼児コースカリキュラムに新しいものが追加されました。
いっぱい新しいの増えた!やりたい!
下の子の寝かしつけをしている間は自由にどうぞ~と言うと喜んでやっていた。
月初に新しいこうざを見つけると次々と取り組む息子。
タブレットを使ったゲームが毎月新しく入ってる感覚なのかもしれませんが毎月初めに一気にやりがちな息子です。
まとめ
幼児からみたスマイルゼミのコアトレは
良い点
- 1説明1問のスモールステップで進める
- 理解できない所は何度も解説が聞ける
- 課題点が見つけやすい
課題点
- 継続的な集中力が必要
- 機械判定できる正確な文字を書くことが求められる
- 解答欄が小さめ
スマイルゼミのコアトレは幼児でも十分活用することができる!
コアトレ開始から9日間の年少息子の学習の取り組みを見ていると、個人差はあると思いますがスマイルゼミ無段階式のコアトレは十分活用できます。
問題の説明「まなぶ」も動画と音声で解説してくれるので、初めての内容でも理解しやすく、わからない時は何度でも見られるところが良い。幼児だと取り組んでいる途中で急に集中力が切れることや、他の事に気が取られることも、まだまだあると思います。
子どもが親の説明を聞いてくれているならまだしも、「もう一回」と言われて何度も同じことを説明するのに子どもが聞いていないと「ちゃんと聞きなさい!」と言ってしまいそうなので、メンタル的にも助かっています。動画での説明がとてもわかりやすく、私自身こうやって教えればいいのかと教え方の気付きがありました。
これからも息子のペースで取り組んでいければと思っています。
息子の学習内容は継続的に記録し公開予定なので、幼児教育に興味のある方は引き続きこのブログを参考にしていただければ嬉しいです。