FATHER'S NURSING ASSISTANTの衝撃。夫婦のリアルな感想。
電通が開発したFATHER'S NURSING ASSISTANT。
テクノロジーで育児を進化させる!父親向けの授乳・寝かしつけデバイスです。
※電通HP 事業紹介ページより
今回はこの商品について夫婦が感じたことについて記事にしてみました。
【夫婦の感想】技術の進歩に感動!
夫婦でFATHER'S NURSING ASSISTANTについて夫婦で一致した感想は、
- テクノロジーの発展に驚き、感動
- そうきたか!というおもしろさ
- 子育てについて色々考えたという
- 女性の社会進出に合わせて考えてくれたのね
と言うこと。でも、そこからの視点の違いが面白い。
【父親の感想】めっちゃいいやん!夢がある!
これ、授乳できるの!めっちゃいいやん!夢がある!やりたい!ほしい!これでお母さんになれるんでしょ?授乳できたら寝かしつけ余裕やん!
商品コンセプトを考えついたきっかけについて、企画された方はインタビュー記事で以下のように答えています。
開発のきっかけは単純なものでした。姉の家族を見ていて、子どもが泣きだすと、よく姉があやして寝かしつけていました。姉が授乳するとスッと泣き止んで、いつの間にか眠りにつくのです。不思議に感じたのと同時に、お父さんも同じことができれば良いなとシンプルに考えたのが始まりです。
※電通報 SXSW2019 テクノロジー×クリエーティブで未来を変えるNo.2 より引用
ステキな開発秘話なのでお時間ある方は是非元のインタビュー記事も読んでみてください。素直にすてきだな、と思いました。
※電通報 SXSW2019 テクノロジー×クリエーティブで未来を変えるNo.2 より引用
今後もアイディアとテクノロジーでより良い商品の種が出てくるといいなと思います。
ちなみにゆうは哺乳瓶をすごく嫌がる子だったので、みんこに完全にお任せでした。最近こそパパ~パパ~言ってくれますが、1歳まではおはようからおやすみまでお母さんにべったり。
ゆうがゴロゴロ転がってベッドから落ちないようにする壁役ぐらいしか役目がなかったです…(私が寝ている時は、ほぼ微動だにしないので)
みんこ、本当にありがとう。
この商品を手に入れたら私でもできるかも…?!
【母親の感想】何かが違う!そうじゃない!
パパにおっぱいつけて、ママに近づける必要はないんじゃない?
完全ミルクで育てた友人を見ていると、お湯沸かして、粉ミルク計って、冷まして、哺乳瓶を消毒して…それはもう、手間がかかっていた。飲んだ量が正確にわかるのは安心だけど、わかるだけに飲めていない時に心配が尽きないとも言っていた。一方、私は母乳なので乳をポロって出すだけ。楽だなぁと素直に感じた。飲んでる量はわからないが、満足気に子どもが口を離したら飲めたんだろうという雑さ。笑
どちらがいいという話ではない。それぞれに色んな事情もある。
授乳ってミルクを使っている人も多いのに、あんな‟母乳!おっぱい感‼”を前面に押し出さなくても…。今でも仕事が忙しいからと、哺乳瓶で慣れさせてミルクをあげている友人もいる。
私が子どもが生まれてから、よく夫ののすけに言っていたことは
パパはパパとしてできることを考えてやってあげて!
育児に関して私と全く同じようにしてほしいなんて思ったことは一度もない。物理的に私は母乳がでるから母乳をあげる。ゲップさせた後は寝かせた姿勢で寝かしつけ。夫は私より力があるので立て抱っこをして家中をうろうろして寝かしつけ。それでいいじゃない。
母乳で授乳=赤ちゃん安心で寝かしつけ余裕!
と言われているみたいで、
いやいや、そんな単純な話じゃないかも?
と本音では言いたくなってしまった。
おっぱいあげても、飲まない時は飲まないし、寝ない時は寝てくれない。
それを、毎回どうしたらいいのかな?って考えて抱っこしたり話しかけたり色々して寝かしつけをする。何が正解だったかわからない時もある。
唯一マネをしてほしいところと言えば、途中で「寝ないから後は任せた」と誰かに投げずに最後まで子どもに付き合って何とかしようとしている姿勢かな。笑
FATHER'S NURSING ASSISTANT、夫婦の感想まとめ
FATHER'S NURSING ASSISTANTについて色々言いたいことを言った、みんこにのすけが一言。
じゃあさ、みんこはどんな機械があったらいいと思うの?
私が今までの中でこんなのあったら使ってみたいな~と思っていたのは
- 陣痛の痛みが夫にも連動して、立ち合い出産で寝られなくなる機械
- いつ終わるかわからない出産の恐怖と痛みを体験できる機械
- 夜中子どもの泣き声がしても、男は全く聞こえないようなので、泣き声に連動して3秒起きなかったらベッドが破壊されて確実に起こしてくれる機械
後は~…
ん、わかった。わかってなくて、ごめん。とりあえずそのくらいにしといてもらっていいかな?笑
父親・母親の特性の違いはある。
でも同じことをする人間が2人いるより、違ったアプローチをしてくる2人がいたほうが、家族という小さな世界でも子どもに色んな人、方法があるとわかるんじゃないか?
2歳の息子でさえ、父に怒られると
お母さーんっ。
母に怒られると
お父さーん!
と「じゃないほう」に助けを求めに行くし、
公園に行くときには
パパ!早く!公園行くよ!早く‼お母さん、バイバーイ!
甘えて寝たいときには
お母さん、好き好きギュ―ッして寝よ?パパ、いらない!
とはっきり使い分けをしている。
FATHER'S NURSING ASSISTANTがきっかけで、夫婦で子育てについて改めて考える機会になればいいなと思う。
無事にいけば我が家には半年もしないうちに2人目が生まれる。ありがたいことにまた授乳の機会がある。どこかで体験ができればのすけに使わせて、反応を見てみたいと思った。もちろんその時は私は父親役で、横で子どもが泣いていても起きないように耳栓でも用意しておこうと決めている。ぜひ、真夜中の睡眠不足が続く暗いで孤独な授乳体験を味わってほしい。笑